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愛人募集掲示板

「アイドルデビューするから」
と、愛人募集掲示板で知り合ったナナちゃんが告げてきた。
「アイドルデビューするんだってよ」
と、僕のダチであるアオキくんが言ってきた。
「アイドルデビューするらしいんだよ」
と、僕の師匠であるナカダさんが教えてくれた。
僕たち3人は、それぞれ愛人募集掲示板で愛人を見つけたつながりがある。まあ、偶然でも何でもなくて、僕が声をかけたナナちゃんが「友達も連れて行っていい?」と言ってきたので、こちらもアオキくんとナカダさんを呼んで、3対3で遊んだわけだ。
ただ、3対3で会ったのは最初の1回のみだ。以降は、僕は本来の目的だったナナちゃんとピンで会うようになった。他の二人がどうしているかは聞いていなかったのだが、そのまま、アオキくんとナカダさんとつながったらしい。
そして、それぞれ僕たちの愛人は、友達同士のままで、この度ユニットとして地下アイドルデビューすることになったんだとか。
「小学生の頃からの夢でさ。年齢的にもギリギリだから若いうちにやりたいことやっておこう、と言う話になったんだよね」
愛人契約
今日も、ナナちゃんと一発終えた後に、ベッドの中で彼女が淹れてくれたコーヒーを飲みながら、そんな話に耳を傾けていた。
いや、別に愛人やってる人が、アイドルデビューしてはならないという法律はない。しかし、僕たちに腰振ってお金もらっている彼女たちが、地下とは言えファンに夢とロマンを与えるアイドルになるのはどうなのだろう?
「大丈夫、大丈夫。そう言うスキャンダル的なものは、デビュー前にもみ消しておくから」
何を言っているんだ、彼女は?と考えているとなんだか急に眠気が襲ってきた。口にしたコーヒーをこぼしそうになりながら、ナナちゃんを見ると彼女は不敵な笑みを浮かべながら、僕に何かを伝えてきた。。。
・・・
その3か月後、僕はライブ会場でアオキくんとナカダさんの3人でサイリウムを振っていた。
「これからは、チケットや握手券をたくさん買ってくださいね」
あの夜のナナちゃんの言葉通り、僕たち3人は彼女たちが結成したアイドルユニットの推しをやらせてもらっています。
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サポ掲示板